シリコンバッグ豊胸は、脂肪豊胸と並んで、多く行われている豊胸術です。シリコンバッグという固形物を乳腺の下や大胸筋の下に入れ込んで、一気に胸を大きくできる方法ですが、異物を入れるために、身体の防御反応で、様々な問題が起こります。シリコンバッグそのものも徐々に改良されてはいますが、あくまで異物なので、完全にトラブルをなくすことはできません。

長期間体内にあったシリコンバッグはどうなるのか。35年前に、挿入されたシリコンバッグを取り出して、同時に脂肪豊胸を行ったケースをお見せします。バッグそのものが、経年劣化で非常に薄くなり、至る所から中身のシリコンが流れ出ている状態でした。ペラペラでボロボロですね。こうなると直ちに取り出した方がいいです。
また、被膜も硬縮しており、被膜内のシリコンを大量の清潔な生理食塩水で洗って綺麗にしました。同時に脂肪注入による豊胸を行い、ボリュームを落とさないように施術しています。
形が自然で綺麗になり、サイズ感もあまり変わらない仕上がりになっています。バッグを取り出した後にしこりを作らないように注入するのは高度な技術が必要ですので、当院に任せてもらうのが一番いいです。
